「社会」を変えるために働く人はみんな「社会起業家」『やりたいことがないヤツは社会起業家になれ』
この本を書店で目にしたとき、
「この本は『やりたいことがない奴はボランティア活動をしろ』ということを語っているんだろうな」
と感じた。また、
「この著者は若いころからそのことに情熱をもち、やりたいことが分からないなんてことはなかったんだろうな」
とも思った。
しかし、読んでみて全く違うことに驚いた。
『社会起業家』とは「社会を変える仕事をしていて、ボランティアではなくてちゃんとビジネスとして成り立つ仕事をしている人のこと」だそうだ。
読み終えて思ったのだが、なにも、著者が行っている『オールニートニッポン』や『トキワ荘』などのような大事業をやっていなくても、「社会を変えるために働く」ひとはみんな『社会起業家』と呼ぶことができるのではないだろうか。
例えば教師でも、「吉田松陰や緒方洪庵のように日本を支える人材を育てる」という理念のもとでやっていたら『社会起業家』と言えるのではないだろうか。
「社会を変える」を頭に入れて仕事をしなければいけない。
そのことを改めて感じさせられた一冊だった。