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医療崩壊の真犯人 (PHP新書) を書いた
村上 正泰 氏のデビュー作
4章)療養病床23万床削減決定の舞台裏
5章)後期高齢者医療制度の問題点etc.
を担当している。
1章)「介護療養病床の廃止」問題とは何か
2章)「介護療養病床の廃止」になぜ反対なのか
3章)「医療・介護難民」を生じさせないために
は介護療養病床での医療を実践され、若月賞も受賞された
吉岡 充氏が書かれている。
抑制廃止の議論もされている方。それに関しては当方の
不勉強もありここでは言及はしない。
当方は急性期脳卒中を診ているが、
急性期と亜急性期のみをカバーしているのみで、
長期にわたる慢性期に関してはズブの素人。
慢性期の管理が行き届かなくなると、当然脳卒中の再発や
肺炎などをきたしてまた急性期病院へ逆戻りということになるのはわかる。
他の文献にあたっていないので、本書で挙げられている問題点
を把握しただけで随分知識が増えた気がした。
補強となる文献や逆に対立軸となる文献にもあたろうかと思う。
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昨今日本でも何かと問題になっている経済的格差社会。この点で2歩先を行っているアメリカを対象とし、主に社会疫学での研究事例を基に如何に社会全体としては不幸であるかについて説得力を持って述べられています。
資産の不均衡は単純に言えば経済的に上を目指したいという競争心を生み出します。周りが皆車を所有していれば生活上必要なくても自分もそうしたいと思うでしょうし、今で言えば子供達がNintendo DSを持っていないと仲間に入りにくいといった、いわゆる相対的な”地位的所有”を欲します。これが行き過ぎると資産獲得に多くの生活時間を割くようになり、結果として精神的疲労が広がったり、政治への無関心を生み出したり、人と人との繋がりといった人的ネットワークを形成する余裕が無くなります。高資産層は自分達の特権に固執し始め、低資産層では希望が見出せなくなり犯罪や自暴自棄に陥りやすくなります。
確かにこんな社会が幸せには映りません。
かつてユートピアを目指した共産主義は瓦解し、着々と蔓延りつつあるアメリカ型の市場原理主義は上記のような危うさを感じさせます。
では第3の社会システムとは何なのかには記述されていませんが、少なくても”この国のかたち”を考えていかなければならない事は確かでしょう。
例えば本書結論で触れられている社会的健康指標のような方向性を真面目に導入し、GDPの上がり下がりと同じくらい(若しくはそれ以上に)一喜一憂していくのも一案ではないでしょうか。
今後は本書の切り口で現在の日本社会について...

本書は業績評価・管理の研究で名高いアンデ?・ニ-リ-教授が、業績評価・管理に関する論文をまとめたものです。目次からも明らかですが、第一章「業績評価の会計的視点」から、第二十一章「eビジネスの業績評価」まで、多くの学者(と少数のコンサルタント)が様々な視点からこの問題を論じています。本書でも何度か指摘されていますが、1)大中小を問わず多くの会社が業績評価・管理システムを導入しているが、2)その仕組みに満足している会社は無いのが現状で、そこで本書の登場となった訳です。
業績評価・管理システムは100年以上の歴史(会計がスタ-ト)がありますが、依然として管理者が負うべき重要な課題の一つになっているということは、企業を取り巻く環境や企業内部(目的・組織・プロセスなど)などが劇的に変化していることを物語っているのでしょう。(その点具体例に乏しい本書の中で、第二十一章eビジネスは良く書かれており実務家にも参考になると思います)最近流行の「成果システム」ですら、業績評価・管理システムがしっかりしていなければ何もならないですね。
多くの担当(管理)職の人たちにとって、既に構築済の自社システムが良いのか悪いのか、効率的などうか、業績向上を支えているシステムなのか否かなど、常に自問し改善していくべき課題だと思います。参考とすべき本が少ない分野ですから、理論的側面から論じている本書でも是非一読すべき一冊だと思いレビューを書きました。(後は自分で工夫するしかない?)